ピラティス乱立の世界③〜クライアントに求められる知性〜
①歴史
②資本主義社会
の順で記載してきた、今回最後の3つ目は、、、
クライアントに求められる知性
です。
結論から言うと、
クライアントが質を見極める目
が、求められる時代が来ています
結局、お客に任せるのかよ!と思われるかもしれませんが、ご自身の生活に置き換えて考えてみると分かりやすいです
例えば、今担当してくださってる美容師さんに出会うまでどれくらいかかりましたか?
人によっては初めてのカットで出会った方もいれば、何人もカットを担当してもらってやっと自分の感覚に合う髪型にしてもらえる美容師さんと出会えた方もいるかと思います
継続して担当してもらっている方は、こんな感覚を持たなかったですか?
カット中に、
『この人カットうまいな?』
『髪型のこと勉強してそう』
逆を言うと、カットしてもらっている最中に、
『この人失敗だな…』
『2回目はないな…』
など、最後に決めるのではなく、カットの最中に判断していませんでしたか?
正に、
その目のことを言っています
担当してもらったインストラクターが当たり・ハズレをご自身で見抜いて良し悪しを見抜いていく必要性が出てきています
人を選ぶのも、買い物で衣服や食品を選ぶのも全て 自分の感覚や目 で判断をせざるを得ません
長い目で見ると歴史背景が現代の乱立を生み出し、資本主義社会によって認知はされるようになったが深く身体の真髄を伝えることが難しくもなってしまいました
そこに関してはピラティスに関わる仕事をしている上でもどかしくも感じ、一インストラクターとして申し訳なくも感じています
本当にごめんなさい
こう言った背景の上で、もしかしたらハズレくじを引く可能性はあります
ただ、真剣に身体と向き合い良くしたいと思っているトレーナーも中には入るということを覚えていてもらえると幸いです
読んでいただきありがとうございました