世界陸上を終えて〜黒人選手の股関節伸展力〜
先週末で世界陸上東京大会が終わり、色々夏にあったスポーツの大会に区切りがつきました
陸上以外にもあった、各大会に出場された選手の皆様に改めてお疲れ様でした。とお伝えしたいです
私自身も世界陸上には初めて観に行き、子供ともども非常に楽しく過ごさせてもらいました
そして、改めて走力に関して思ったのは、、
「脚を前に(股関節屈曲)」
(※股関節屈曲 = 太ももを前に持っていく動きのこと)
と言われ続けていますし、それは間違いないのですが、、
「脚が後ろに行ったから(股関節伸展をしたから)、脚が前に来る」
(※股関節伸展 = 太ももが後方に持っていく動きのこと)
と、世界一の方々の動きを見て再確認できました
ほとんどの種目で黒人(系)の方々が金メダルを獲得しましたが、この伸展力が圧倒的に違いました
伸展力がある
↓
歩幅が延び・滞空時間が上がる
↓
歩数を抑えられ・力の出力回数を抑えられる
=早く走れる
という、このスパイラルが圧倒的に素晴らしかったし凄まじかったです
男子短距離は以前のような、力で走る時代にまた戻りつつありますが、女子の短距離は3冠(100,200,4×100リレー)のジェファーソン・ウッデン選手や、400mで世界歴代2位の記録で優勝したマクラフリン選手など前途洋々な選手が沢山いるなー。という印象でした。
白人選手の中では400mハードルを優勝した、実際に観戦して走りが見られたオランダのボル選手も腰の位置が高く、股関節伸展力が極めて高い選手だったと思います。
改めて、感動と興奮をありがとうございました!