成長は各駅停車、衰退は新幹線
これは長年、クライアントの身体を見てきて思う本音。
良くこれを、継続させるための営業トークだと言う人がいる。
結果が出るまでには時間がかかります
効果がいつ出るかはわからない
1回のレッスンでその方に一生残る感覚を得てもらいたいと思って、真剣に1レッスンづつと向き合っている。
それは実際には極めて難しいと熟知していながらも、そういう心持ちでいることは間違いない。
これは最近あったクライアントとの一幕。
Aさん
・年齢 70歳以上
・トレーニング期間 約2年半
・頻度 月1回
(※以前は月4回行っていたが、約1年前から回数を減らす)
・状態
強い側湾症
腰椎滑り症
脊柱管狭窄症
(※全て医師からの診断有り)
おおよその情報はこのような形。
始めて1年半ほどは毎週行っていたため、側湾症も改善傾向にあり、腰痛は改善した。
ご本人もどのようにしたら日常生活からの側湾症の悪化を防げるか、理解して取り組んでいました。
しかし、ご自身の事情も重なり、通う頻度が約1年前から減ってしまっていました。
回数を減らすことに関しては、ご本人が決めることなので私は口を挟まない。
しかし、回数が減ることで身体がどうなっていくのかを予測し、それを伝えることは仕事の内です。
『現状の頻度で悪化させない+改善してきている。(痺れはほぼ出なくなっていた)
月1回になることで、以前のような見た目(腰の左右のズレ)、痺れの再発は起きかねない。
それが再発してしまうかもしれないことは受け入れますか?』
(※ニュアンスはこのようなイメージ)
をお伝えし、ご本人も納得した上で、回数を月一回に減らしました。
大体想像はできるが、どんどん身体は以前のような状態に戻り、自分でも姿勢(骨格)が崩れているってるのを悩んでいる、という現状がある。
『結果が信条』として活動しているトレーナーとして受け入れ難い事実ではあるが、ご本人が決めてこうなってことで、今後を決めるのは本人。
本人の行動を変えることは本人にしかできないので、どうするかは待ちたいと思います。
人が成長していくのは、本当に大変で長い月日がかかる(各駅停車)。
が、衰退は本当に早いスピードで落ちていく(新幹線)。
改めて身に沁みる教訓となった。
長年この仕事をしていると楽しいだけじゃない、苦しさも当然ある。