男性インストラクターとして「大切にしてきたこと」
前2回は意識してきたことを書きました
今回は男性インストラクターとして「大切にしてきたこと」を書いていきます
紆余曲折あり、経験の中で確固たるものとなったのは、
伝えたいことを曲げない
ということ
『マイノリティの中で生きてきた難しさ』の中で男性脳と女性脳について書きました
女性のクライアントが約9割を占める中、女性からの指名を受けないとこの業界で生きていくことは不可能です
個人的に本当に伝えたいのは、ピラティスの奥深さ、日常生活にこの運動がどう活きるか、などディテール(詳細)の部分です
しかし、女性は見た目のことを伝えた方が話を聞き入れてもらいやすい、という特徴もあったため初めは見た目について話すようにしていました
が、女性脳に寄せるが余りに自分が本当に伝えたいことを隠して、レッスンをしていると段々と仕事に対するパワーがなくなっていくのを感じました
そこで腹を括ったことが、 自分が本当に伝えたいことを曲げない ということでした
離れるクライアントは出る、集客不足で契約解除を受ける、などありましたがそれを受け入れざるを得ませんでした
それでも本当に伝えたいことを伝えていると、そのままついてきてもらえる人・「そういうことを知りたかった」「他のクラスでは感じれない感覚を得れる」など新たに信じてついて来てくださる方も増えたことでした
結果的にですが、その他大勢の方が言う【見た目】のことを言い、どんぐりの背比べの中に入るよりも、予防医学や本質をつくことを言っている今の方が各々のクライアントから信頼を受けているように個人的には感じています
(※あくまでも主観です)
なので、マイノリティの中だから自分を我慢しマジョリティの方に種を蒔くよりも、自分の強みを持ち、本気で伝えにいく勇気を持って行動してきて良かったと思っています
とは言っても、孤立することは怖い、それは分かる
少しの勇気を持って踏み出してみたら、そこでしか見られない景色がある