他のピラティススタジオとの違い②〜番外編〜

前回『日常生活を細かく見直す』ことについて書きました

今日は実際にクライアントと話していた時の盲点だった実例を紹介します

その方とは5年以上レッスンを担当

60代に入ってから担当し、高齢に向けてのアンチエイジング・定期的なメンテナンス含めて週1回みさせて頂いています

腰痛・膝痛で悩んでいた時とは見違えるほど身体は良くなり健康になっていましたが、とある時からまた腰に違和感が出始めました

トレーナー目線から見ていると、

腰椎 右後方へ回旋 し始めたのです

(※元々左骨盤に体重が偏りやすい骨格)

右腰(腰椎部)に違和感で始める

ん?何かいつもの感じと違うな、、と思いながらカウンセリングしても『いつもの生活と特に変わりはない』との返答

そんなレッスンが2ヶ月程続き、何かおかしいなと思い一回 細かく日常生活を振り返ってもらう と、、、

お部屋の模様替え をしたことが判明

食卓テーブルを新調し、それに伴い座る場所やテレビを見る方向が変わり、右側を見る頻度が増えた とのこと

(※息子さんが隣にいて、それを乗り越えるように前屈みになってテレビを見たりするとのこと)

【結果】

  1. 前屈みになる事で背筋群を使う頻度が増える⇨背筋群の疲労

  2. 右側に身体を捻る⇨右背筋群がより疲労

  3. 痛みの発症

という流れが起きてると断定をし、できる範囲で生活様式を変えてもらいもらいました

その後、痛みは解消

ご本人の中で食卓テーブルや座り位置を変えただけで、ここまで身体に影響が出るとは、、、と驚かれていました

小さなことでもトレーナーは身体の状況を見抜き、日常生活をどう送っているのか?に敏感になっておいた方が良いという教訓になりました

もし、慢性的な痛みを抱えている方は日常生活を細かく見直す必要があるかも知れません

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