「伝統」「継承」の重要性
日本におけるピラティス業界はこの2,3年の間に大きくモデルチェンジしたと感じています
【以前】ピラティスの伝統を重んじたレッスン
↓
【現在】見た目や見栄えに特化したレッスン
地域によっては多少差異はあるでしょうがほぼここに落ち着いたと言っても過言ではないのではないでしょうか?
そして、以前行っていた形より、現在の形にモデルチェンジした方が認知は広がった感はあります
(※グループになり、金額が下がったのも定着した要因かと思います)
日本人がいかに「見た目」に囚われているかというのが鮮明になったとも言えます
ただ、従来のピラティスの真髄は伝わりにくくなった今、これからどっちの方向に流れていくかを少し予想すると…
また従来の伝統を継承するクラシックスタイルに戻るうねりが出てくると感じています
それは何故か?
理由は簡単…
さほど結果(効果)を感じられないから
現在行っているグループの形も私は否定しませんが、ピラティスのコアな部分の伝統を伝える内容の1割も伝えきれていません
そして、グループで行うほど効果も出にくく、本当にこれが合っているのか?と、自問する時が長く続けている人ほど確実に出ます
つまり「今効果を感じている」という方も本当に得られる効果の1割程度の可能性がある…ということ
残りの9割を知りたくて、またパーソナルを行う需要が増えたりすると予測します
高層ビルやタワーマンションがどこかしこにできた今どこ行っても一緒
もう一回昭和な雰囲気や、レトロな街並みが見直されていませんか?
結局振り切った矢印はまた真逆方向に動き始める時が来る
いや、実はもう来ている…
と思っています