ピラティスの「伝統」「基本原則」とは何か?
まず、ピラティスというのを定義づけると、ここがゴールだよ! そこを目指そうね!という指針があります
それは創始者のジョセフ・H・ピラティス氏がハッキリとその2つを明記しています
【ゴール】
自分の身体を思い通りに動かすことができること
【基本原則(6つ)】
①集中
②センタリング(中心を意識する)
③正確性
④コントロール
⑤呼吸
⑥フロー(流れるように動く)
この6つです
文章にするとこのようなイメージです
『まずはシッカリと①集中します。
そして、動きの中で常に②センターを意識して(軸を作る意識,センタリング)、一つ一つの動きを③正確に、④コントロールして行います。
それらができてきたら⑤呼吸をつけ、動きをより大きく・ダイナミックに、⑥流れるように動きましょう(フロー)』
この様なイメージです
この2つの要素を取り入れていれば『ピラティス』という動きの構成要素は成り立ちます
これらを意識して…
・トレーニングやヨガをする
・ウォーキングやランニングをする etc
そこが全てであり、最も重要なコアな部分です
逆を言うとこの基本原則すらないピラティスはピラティスとは呼べません
「ピラティス風な運動」です
この伝統を守り過ぎたが故に、世の中に定着しなかった側面も多少なりともありそうですが、現代のピラティス界隈にはこの「伝統を伝えていく(クラシカルの重要性)」が問われていると個人的には現場で教えていて強く感じます
Vintageでは、このクラシカルな部分を重宝し、大切に忠実に守ってピラティスを伝えていきます
そして、その基本原則を交え、トレーニング要素も取り入れながら指導をしていきます