便利に潜む落とし穴②-靴との向き合い方-

前回からの続きで今回は、  をテーマにお話しします👞

昨今では、、

見た目 < 動きやすさ 

を、重視している方が多いように感じています

世の中の流れがそうなので、どこのブランドも厚底(足裏にウレタン素材が多い靴)系の靴を履いている人が目につきます

そして、最近履いてる人を多く見るようになった海外ブランドを試着しに行って来ました

そこで感じた2点についてです

①踵(かかと)〜つま先まで僅かな傾斜がある

↪︎前後の体重移動をしやすくなり、前に動きやすい

②足裏にウレタン素材が多くある

↪︎一歩一歩にかかる重力・体重がウレタンによってショックを吸収され、疲労の軽減を促す

という所が特に印象的でした

ところが!です…

今感じた2点は既に人間の身体に備わった機能だということです

人間はおおよそ1歳くらいで立ちますが、そこから何十年と無意識のうちに、体重移動をし続けて生活しています

そして、その生活に応じて足裏をはじめ、体全体で絶妙に体重や負荷を逃しながら暮らしています

これらを履くことで歩けなくなるとまでは言いません

が、今まで培って来た感覚を使わずして生きていければ機能は必ず退化します

なので、必ずしも 人の便利=良いこと

ということではないということです

・スマホが普及して、漢字を書かなくなり忘れている

・電卓がすぐあるので暗算は不要になった

など、便利の裏には落とし穴が潜んでいることを忘れてはいけません

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